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間に合った金メッキ 投稿者:bung 投稿日:2008年11月 4日(火)23時42分23秒   返信・引用  編集済
使用楽器   XO RV-S +自作サウンドスポット
マウスピース 18B4NJ(金メッキWバックボア)
ジャンル   Big Band
ラッパ歴   30年

半分以上諦めていた、18B4N金メッキトップが何とか本番に間に合いました。
いきなり本番はどうかと、前日夜試してみたのですが・・・

Wバックボア・クラシックWバックボアの違いがあんなに有るのかとビックリビックリです。
スロート直線部分の僅かな差が、あんなにも吹奏感・音色・余韻の差になろうとは。
逆に、知らずにクラシックバックボアで吹いていた時には、ドライブ感を感じる事が
出来ない事に何故疑問を持たなかったのだろうと不思議です。

バックボアを取っ替えひっ替え、ちょっとのつもりが2時間ばかし楽しめました。

知り合いの中学生に14B4NEEをお試しで貸していますが、訳を言って14B4EEを買ってもらうようにしなくちゃ。
クラシックバックボアとの差を確かめず、ブラスで使わせていますのでf(^ー^;

さて、本番で試した結果。
先日4.7mmドリルでスロート拡大したものに慣れていたせいか、#28スロートの抵抗が強く
最初音が上にひっくり返り、これはこれで驚きました。
低音やPPは4.7mm時より出しにくい感じです。

唇の振動具合が変わるのか、4.7mm時よりビリビリ感が大です。
音域的には実音Hi-Dのタンギングも可能で、スロート効果(Wバックボア?)と思っています。
本番でもHi-Hでのアタック、Hi-Cの伸ばしが決まり自分でも驚きです。
金メッキ効果としては、やはり口当たりの良さ、ウエット奏法だとマウスピースが
行き着くところに行く感じが確かにします。
スロートサイズはもう少し#28のまま様子を見ます。

本番営業先の地元高校生が6人ばかし参加してくれました。
トランペットの男の子が、ソロを取る事になっていましたがリハーサルでプルプルショボショボ。
ケースに有ったPSCを付けて本番に望んでもらいましたが、なんと堂々と完奏!
マウスピースこそNEEを貸せませんでしたが、こちらの効果がビックリでした。

最後に、トップを吹いてくれた女子高生。
Hi-Noteが好きなくらいで、ビュービューと良く吹いていましたが・・・
見事なまでの上唇大粘膜奏法でした。


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なぜ粘膜?なのか 投稿者:絶好調 投稿日:2008年11月 6日(木)20時56分11秒   返信・引用
トランペット奏法でよく「粘膜奏法」って言葉が出てきます。
ずっと疑問に思っています。
リムに棒の付いたもので鏡に写すとリード部分は必ず粘膜です。
声帯も粘膜の振動であり、粘膜こそが基本と思うのですが・・・。
なぜ粘膜奏法が悪いって言うんでしょうか?理論的にはどうも腑に落ちないのです。
不正確な表現(科学的でない)ではないかと思うのです。
リムを皮膚の上に置くが、リード部分は粘膜というのが理論的な表現に思えるのですが中川先生はどのようにお考えですか。
使用楽器:ヤマハ8335RGM
マウスピース:シルキー20


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結果良ければ・・・・・ 投稿者:中川喜弘 投稿日:2008年11月 6日(木)21時16分7秒   返信・引用
>声帯も粘膜の振動であり、粘膜こそが基本と思うのですが・・・。

 表題の様に、“結果良ければ全て良し”ですかね。

 ここで回答を切りたいところですが、:絶好調さん プロの方ですか?

 音楽だけは、文章での討論は、絶対に話が噛み合いませんね。

:絶好調さんが、楽器を持って、私のライブにでもいらして、並んで吹き、粘膜で吹いて、どこまで共演できるかが、重要だと考えます。

 声帯の粘膜と、金属を振動させるトランペットのマウスピース、一緒にするのは、少々乱暴では無いでしょうか。

 ネット上では、“結論は出ない”が、結論です。


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間に合った金メッキ :bung さん 投稿者:中川喜弘 投稿日:2008年11月 6日(木)21時21分46秒   返信・引用  編集済
>Wバックボア・クラシックWバックボアの違いがあんなに有るのかとビックリビックリです。
>スロート直線部分の僅かな差が、あんなにも吹奏感・音色・余韻の差になろうとは。
>逆に、知らずにクラシックバックボアで吹いていた時には、ドライブ感を感じる事が
出来ない事に何故疑問を持たなかったのだろうと不思議です。

 ご投稿、ありがとうございます。

 近々、ブログで、分析させて頂きます。
 お楽しみに。


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マウスピースとてもいいです!:かどたさん 投稿者:中川喜弘 投稿日:2008年11月 6日(木)21時39分57秒   返信・引用
>10年間のブランクや練習不足のせいもあって、すぐにバテる、高音が出ない等々、中年の伸び悩み(?)状態でした。
>ところが、中川モデルのマウスにしてからは随分と楽に吹ける様になりました。

 リポートありがとうございます。

 >中川モデルのマウスにしてからは、毎回3時間程の練習でも、最後までバテずに持ち堪えられます。

 Nモデル使用して頂き、ありがとうございます。

 私自身がそうですが、Nモデルを使う事により、ワンステップも、2ステップも、上達する事が出来ました。

 しかし、必ず“次の壁”が待っていますので、ガンバッテ下さい。

 何があっても、少なくとも、“Nモデル以前には戻る事は無い”は言えますよね。

 多分、次は“楽器のチューニング”あたりで、もう1ステップ、クリアー出来ると考えていますね。

 何かございましたら、報告して下さい。


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返信ありがとうございます 投稿者:bung 投稿日:2008年11月 7日(金)02時12分18秒   返信・引用  編集済
使用楽器   XO RV-S +自作サウンドスポット
マウスピース 18B4NJ(金メッキWバックボア)
ジャンル   Big Band
ラッパ歴   30年

お忙しいなか、早速のお返事ありがとうございました。

>ブログで、分析

楽しみにしています。

そこで、ついでと言っては厚かましいのですが。
今夜も練習日で、自慢げに取り替えて吹いてみました。
同じスロートさいずのはずなのにクラシックボアの方が吹きやすいんです。

音のニュアンス的にはNボアの方がフルバンドの中でも埋もれない感じですが、
CWボアの方が適当に唇が取られ、振動しやすい気がします。
#28に戻してから、プレスも強くなった気もします。

やはりストレート部分が短いため、Nボアより抵抗が少ないためでしょうか?
気のせいでなければ、Nボアやはり4.7mmスロートで丁度良かったのかも知れません。

これもまたワンステップと自己満足しておりますが、その辺りの解説もして頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。


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始めまして 投稿者:よこやま 投稿日:2008年11月16日(日)18時20分31秒   返信・引用
始めまして。札幌の大学ジャズ研でトランペットを吹いているのですが、中川さんにお聞きしたいことがあってメールしました。ぼくは主にコンボで演奏する機会が多いのですが、バテるのがはやくてそれにとても悩んでいます。今は楽器もマウスピースもバックを使っていて、マウスピースは11/2を使っています。カップの内径の大きさや息の入っていく感じには、特に吹いていて不満はないのですが、唇が腫れてくると急に唇が振動しなくなってくるんです。このブログの書き込みを見て、中川モデルをつかってからバテるのが解消されてきたという人がいると知って、僕も使ってみたいと思いました。マウスピースだけに問題があるはずはないとは思います。しかし少しでも演奏がプラスに向いていくのなら中川モデルをつかってみたいと思うのです。札幌にいるので中川モデルを試奏する機会がないので、何を買ったらいいのか決めかねているのですが、何かいいアドバイスをいただけないでしょうか?


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1-1/2C:よこやまさん 投稿者:中川喜弘 投稿日:2008年11月16日(日)20時51分12秒   返信・引用
 始めまして、中川です。

 私の、ブログに目を通して頂ければ、答えが出ると思いますが、早いもので、2年3ヶ月となりますので

 全ブログに、目を通すのは、根性がいると思いますね。

 取りあえず、下記URLに前後から、“1-1/2C” を取り上げていますね。

 (アーカイブで、2007 1月近辺)
 http://blog.nakagawa-music.net/?day=20070101

 読んで頂いてから、もう一度、書き込みをお願いできますか。


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失礼しました。 投稿者:bung 投稿日:2008年11月28日(金)00時24分43秒   返信・引用
ブログで取り上げて頂き中のBungです。
毎日更新を楽しみにしています。

使用楽器   XO RV-S +自作サウンドスポット
マウスピース 18B4NJ(金メッキWバックボア)
ジャンル   Big Band
ラッパ歴   30年

下記書き込みに4.7mm、4.7mmと連発しましたが、3.7mmの間違いです。
 4.7mmなんて、○ネットにも見あたりませんね・・・

大変失礼しました。

今夜もバンドの練習で、リードさんがお休みのため1stを吹きました。
せいぜいHiBbくらいの曲ばかりでしたが、音が出ないなんてこともなく、最後まで気持ちよく吹けました。

3rdを吹きながら、音が出なくなる恐怖に駆られていたのが嘘のようです。


すっかり中川教の信者的発言ですが、実際神懸かり・精神論でなく、正に道具が合った結果だと思います。

まだまだHi-Bbが使えるかどうかですので、『道具と練習方法』を合致させる事を勉強します。


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スロートとバックボアの関係 投稿者:沖縄らっ太 投稿日:2008年11月30日(日)21時44分53秒   返信・引用
使用楽器:Big Sound(ラッカー)
MP  :18B4NJ(金メッキ) 14B4NEE
経験  :20年:ジャンル:吹奏楽、フルバン コンボ、金5など・・・

毎日ブログ楽しみにしています。先生の見解では日本人トランペッターの上達は
気合・根性ではなく道具が合っていない人が多いとは今まで言う方いなかった
新しい見解ですね。

そして、その事が私達が新たな方向性を見出す良いきっかけになっています。
研究の成果を惜しみなく発表される先生に感謝いたします。

さて、前回ブログでMPでのデモ音源がありましたが、ある一定の音域になると
音がストップ(引っかかる)してしまう現象があったと思います。

1つの解消目安としてそのストップ(引っかかり)を解消するにはスロートを拡張しながらの調整(削っていって目安の音程までもっていく)、
実際A(上第一線)ぐらいで引っかかっています。

もしくはWバックボアーで解決するのでしょうか?